簡単な作り方の流れとしては、まず瘤を採取したら現地で手早く樹皮をナイフで剥ぐ。
写真は小学生の息子が皮を剥いでます。(ものの20分くらい)
写真は小学生の息子が皮を剥いでます。(ものの20分くらい)
次に一日置かないうちにすぐ中の芯をくり貫く。ここが一番大事なところかもしれない。時間が無い場合は皮を剥いで芯をくり貫くところまで一気にやれば、後は多少日を置いても割れることはほとんどない。
またククサを制作しました。前回のモノより野性味が強いククサが完成。ナイフを多少使い慣れた人なら2~3日で制作出来ると思います。裏を見るとその元の瘤の形がよく分かる。自然がデザインした形そのままを生かすと不思議なことに手に持ちやすい。 瘤は芯の入ったまま置いて置くと必ず亀裂が入って割れる。。。そうなると後々リカバーが大変。^^;よくククサを制作している最中や完成してしばらく経ってから割れる原因はボクが見る限り乾燥し過ぎた材を使用したのがほとんどだと思います。よく乾燥させなければならないのは、家具や工芸品などの加工部材の場合であり、こういった天然の瘤をククサにするには生木のうちに手早く作ったほうがいい。また、中に虫がいるので一度、沸騰したお湯で茹でて殺虫しておくと尚いい。入ったままだと中が穴だらけになる。前に作った葡萄杢のククサでは中に虫がいたので穴だらけになった。。。^^;