3m×3mの正方形のタープ。
タブの位置が写真のように計17ヵ所、サイドと中央部にあるのがポイント。出来ればタブは現場での修理の事も考えて叩き付けがええです。
何故正方形がええかと言うと、オーソドックスなA-Frame FlyやWind Shedはもちろんのこと、同じ正方形のタープとは思えないほど数多くのバリエーションの張り方が出来るからです例えばボクが好きな張り方では。。。
Diamond Fly「ダイヤモンドフライ」
とてもブッシュクラフト的なシェルター。高さも2mくらいになるので全面に開放感があります。本来アーミーダックのような防水キャンバス生地を使用したものが王道みたい。
Adirondack Wind Shed「アディロンダックウィンドシェード」
もしかして、一番好きな張り方もしれない。三角部分の屋根の下で小さな焚火をすると丁度ええ感じ。雨の日の焚火に最適なシェルター。
Pyramid tarp shelter「ピラミッドタープシェルター」
高さ約5フィートの五角形のソロ用ティピー型テントになります。

では製作開始。
ミシンカタカタカタ…
自作タープできました!
DIY Silnylon Tarp 10′×10′ Ripstop Nylon

製作期間一日、3×3のシンプルな正方形なので比較的簡単^^素材の30D Ripstop Nylonは家庭用ミシンで楽々縫えます。タープ、収納袋、ガイライン・自在×8、全て込みで丁度600g。袋
は大きめに作ってあるんでコンプレッションすれば半分くらいのサイズになります。

素材は、OMM(アウトドア・マテリアル・マート)さんから購入しました。
タープに必要な材料は全て揃います。
あと、ガイラインはExpedのCord StuffsackとTension Lock Miniを採用。
コードはReflective Dyneema cord 2mm。
軽くて細いくせに適度なコシがあって個人的にはパラコードより好きです。Tension Lock Miniは実際に使ってみるとその素晴らしさがよく分かる自在。
今回はナイロンで作ってみたけど、いつかドラゴン防水帆布でソロ用キャンバスタープも作ってみたい。でも分厚いから工業用ミシンがないとちょっと無理やね。

早速、試し張りへGO!
実際に使った感想はかなり凡庸性がありとても使い易いです。ベーシックなタープとして使うなら3〜4人のグループに、シェルターとして使用するならソロかデュオに丁度いい感じ。海外のブッシュクラフターさんが好んで使ってるのがよう分かります^^

今回は代表的なシェルター『Diamond Fly』『Adirondack Wind Shed』『Pyramid tarp shelter』の3パターンを試してみました。これら全て同じ正方形のタープで張る事が可能です。(ただ同じ正方形でもループの数や位置、曲面でカットしているようなタープでは難しいかも)
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Diamond Fly「ダイヤモンドフライ」
この開放感、とてもブッシュクラフト的なシェルターで設営も簡単シンプル。
高さも奥行きもこれだけあるのでギアの置き場所も困らない。
最初タープの下で焚火をするなら火に強い生地のほうがええかとも思ったけど
よく考えたら火の粉が壮大に舞うような大きな焚火はボクはほとんどしないので
軽量なシルナイロンで良かったのかもしれない^^
Adirondack Wind Shed「アディロンダックウィンドシェード」
このシェルター、SwagなどのBivy系と合わせると最高やと思う。
三角屋根の下で焚火をしながら雨の日こそ使いたいシェルター。
Whelen Lean-To Shelterと体系がとても似ている。この形めっちゃボクの好みです^^
Pyramid tarp shelter「ピラミッドタープシェルター」
入り口もフルクローズ出来るので秋冬にはとてもええシェルター。
サイズ的にもソロ+ギアに丁度ええ大きさ。
このタープ中央にループがひとつある事によって移住空間がかなり上がります。
アイデア次第で様々な張り方が可能な正方形のタープお薦めです♪
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